こらんだむで育つ「自立する力」とは

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NPO法人ターサ・エデュケーション代表理事の市村です。
私たちは2015年7月より「子どもの可能性をフェアにする」をミッションとし、群馬県内で貧困や不登校などの課題を抱える子どもたちの自己肯定感・意欲・社会性を育むため、居場所と学習機会を提供する活動を行なっている教育NPO法人です。それぞれの課題に向き合った5つの活動に取り組んでいますが、フリースクールの運営に代表される不登校支援事業に最も注力しています。

今回の記事ではこらんだむで育つ「自立する力」について書かせていただきます。

こらんだむでは安心安全な居場所をつくりを前提に、それぞれの子どもたちの個性を伸ばしながら、「自立をする力」を育てます。

ただ「自立」といってもさまざまなものがあることをご存知でしょうか。
イメージされやすいものは「経済的自立」です。将来仕事に就いて、収入を得る。
これも1つの自立です。

しかし、こらんだむで育つ自立する力は経済的に自立する力ではありません。

こらんだむで育つ自立する力は、「精神的自立」そして「社会的自立」の2つです。
この2つは社会生活を送る上で必要不可欠なものであり、不登校の子どもたちが将来自分らしい人生を送る上で大変重要です。

「精神的自立」とは、自分の将来について考えること、物事を最終的に自分で決断すること、自分の言動に責任を持つこと等が該当します。

「社会的自立」とは、自分から挨拶ができること、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えること、自分とは違う意見の人でも理解しようと話を聞くことができること、どんな相手でも尊重して付き合うことができること等が該当します。

こらんだむには、多種多様な世代の方の交流機会や自分の過ごし方を自分で決めることができる環境、お互いの価値観や違いを尊重できる文化があり、こうした環境や文化によって自立する力を育むことができています。

こらんだむを利用することによって「経済的自立」や「生活的自立」の獲得に寄与することも当然ありますが、この2つについては、子どもによって大分異なります。

ただ「精神的自立」と「社会的自立」については、こらんだむを利用することによって、しっかり育てることができることは今までの実績として確信しています。

子どもたちに「自立」してほしい方は、是非こらんだむをご利用ください。オススメです。

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