不登校要因調査結果の公開について
昨年令和６年８月から１２月にかけて独自で不登校要因について不登校を抱える保護者へアンケート調査を実施し、文書としてまとめましたので公開いたします。
調査に至った経緯は、不登校児童生徒数が毎年過去最多を更新しているものの、不登校児童生徒がなぜここまで増加しているのかは明らかにされていない状況にあること。そして最も多い不登校要因として「無気力・不安」が文科省の調査でも公表されていますが、「無気力・不安」という表現が非常に抽象的であること。さらにはなぜ「無気力・不安」になるのかという点においては調査されていないこと。この３つです。
こうしたことを少しでも明らかにするために「どんな環境や状況に子どもがあるのか？」を当事者へ調査することが重要であると考え、現時点で調査されているきっかけ要因（いじめ、生活リズムの乱れ、学業不振等）だけでなく、背景要因（貧困や障害、家庭要因等）についても調査いたしました。
是非、各支援機関の皆様には結果をご覧いただき、適切な支援に繋げていただければ幸いです。
※この調査は赤い羽根共同募金会の助成を受け、実施しました。