卒業生インタビューYさん「まずはチャレンジしてみること」
不登校だった時はこのままでいいのかなって思いもあったし、親に申し訳ないとも思っていました。学校には行けなったけど学園祭や合唱コンクールなどのイベントには行って、遠くから頑張ってるみんなの姿を見ていました。
学校に行けなくなったのは中3の夏前頃だったから、高校受験は正直できないだろうと思っていたので不安しかなかったけど、進学のことはあえて考えないように過ごしていました。
こらんだむに初めて見学に来る日、不安が大きくて結局見来られず母親だけ見学に行きました。でも体験の日は勇気を出して頑張ったのを覚えてますね。来てみたら楽しくて、みんなが受け入れてくれてるのを感じることが出来、安心しました。
最初は家から出るきっかけを作るためにこらんだむに通うことにしたけれど、友達や仲間ができたら、それが自然とこらんだむに来る理由になりました。
こらんだむでは、外の活動をたくさんできたことが良かったです。ピザ作りに出かけたり、公園に行ったり、七夕イベントやアロマづくりなど思い出に残っています。それと、SAME BOATの司会は大変だったけどとても印象に残っていて楽しかったです!
自分が一番年上だったのもあり徐々にリーダーの自覚も出てきて、自然に下の子の面倒を見られる範囲で見てあげようと思うようになったことで、自分の中にも変化が出てきたと思います。
一番つまずいて悩んだのは進学ですね。どうしようって本気で悩みました。乗り越えられたのは、ひとえに周りの支え、家族の支え、友達の支え。みんなが話を聞いてくれて、相談していく中で決めることができました。
自分はもともと完璧主義なところがあって、それが原因で学校の環境に耐えられなくなってしまったけど、こらんだむに通い、進学の問題に直面した時に「完璧じゃなくていいから、とりあえずやってみよう」というチャレンジ精神が生まれ、乗り越えることができました。日々の経験があったからだと思ってます。成功する筋が見えないものは最初からやらないという思考から、とりあえずやってみようという思考ができるようになりました。
今は就職してインフラエンジニアとして働いています。趣味に自由にお金を使うことが今の楽しみ。今後は今の仕事をもっと極めて、その先にプログラミング経営なども考えたいけれど、やっぱりAIではできない、人の手が必要な部分で頑張っていきたいという気持ちでいます。
過去の自分に一言伝えるなら「どんな選択をしてもなんとかなるから、自信を持って!」と伝えたいです。「色々悩むのは当然、悩んで決めた選択なら後悔しないし、何とかなるから頑張れ!」
今不登校で悩んでる子どもたちにも「なんとかなる。やってみた方がいい。とにかく挑戦した方がいいよ」って伝えたいですね。できることを選ぶのではなく、少しでも興味があることを選ぶ方が気持ちの面で絶対自分が楽しめるはずだから、その道のりが大変かもしれなくても、やりたいことにチャレンジをしてほしい。自分にとってはこらんだむに来ること自体が大きな挑戦だったけど、その結果、今こうして社会に出て認められるようになったし、自分で自分を褒められるようになってとても良かったと思います。
白でも黒でもないグレーな部分を許せるようになったのは、たくさんの人と関わってきた経験から得たものだと思います。
こらんだむは自分にとって、心の支え。自分の社会での居場所を作ってもらえたと思っています。
